楽天モバイルのMNOは3大キャリアに勝てるか?差別化は?

こんにちは、えいせんです!

楽天株式会社が、携帯電話事業にキャリアとして本格参入することが決定していましたが、4月8日よりキャリアサービスを開始することが本日発表されました。

今回は、その概要整理と今後、事業展開していくにあたっての不安要素の考察をしたいと思います。

【Contents】
1.楽天キャリアサービス料金プラン
2.サービス開始にあたってのキャンペーン
3.事業展開の不安要素
4.まとめ
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1.楽天キャリアサービス料金プラン

楽天の三木谷会長兼社長は、

「革新的で衝撃的な価格を実現した」

「将来にわたって1つのプランしか出さない、プランが増えてわかりにくいことにはならない」

と話されています。

今回、そのたった1つ打ち出されたプランがこちらです!

「Rakuten UN-LIMIT」
月額2,980円 電話かけ放題・データ無制限

格安SIMと比較すると、格安SIMは概してデータ3GB(通話可)1,500円程度なので、料金だけ見ると高く感じますが、普段から動画等をよく見る人にとっては、無制限というのは嬉しいサービスですし、現在の大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)のデータ無制限相当のプランは、ざっくり調べで概ね7,000円/月くらいなので、これと比較しても、かなり割安だと思います。※各キャリアのサイトにてシミュレーションを実施

ただし、この使用には一定の制限があります。

「auローミングエリアでのデータ通信は2GBまで」

これについては後ほど3.でお話します。

2.サービス開始のキャンペーン

キャンペーンとして、三木谷会長が打ち出されたのが、

「1年目 300万人無料!」

です。

月額2,980円×12か月×300万人 ≒ 1,073億円 !!

この数字だけ見ると、すごいですね!

早急に利用者を拡大して、事業基盤を強固にしていきたいという意思を感じます。

ちなみに新規契約の受付はWebで3月3日16時、店頭で3月4日から開始、また現行の楽天モバイル格安SIMからの変更や他社からの乗り換えの受付は、サービス開始の4月8日から開始されるようです。

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3.事業展開の不安要素

(1)自社回線エリアの整備状況

モバイルキャリアとしてのサービスを開始するにあたって、まだ自社回線のエリアを全国に整備できておらず、一部の都市等を除いては、auローミング回線の利用になるそうです。

上記でお話した料金プランの「データ無制限」というところですが、これは自社で構築したエリアにおける高速データ通信は無制限に利用できるが、国内ローミングエリア(auネットワーク)と海外エリアでの高速データ通信は、月間2GBまでということになります。

楽天モバイルの山田社長は、「前倒して早く展開していきたい」と話しており、2021年3月までに全国を網羅する計画のようです。

(2)既存の3大キャリアの存在

日本の携帯電話市場は、ご存じのとおり長らく大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)の寡占市場となっています。2017年に楽天が携帯事業に参入を表明した際にも、基地局をはじめインフラ整備には多額の投資がかかるし、この大手3社の牙城を崩せるのか?格安SIMとはどう戦っていくのか?ということで、市場や専門家は懐疑的で、2018年も同社の株価は低迷していました。
(2019年は、日経平均の上昇ともに上がっているので、楽天へのプラス評価が働いたかは断定できません)

楽天の株価推移

私も、楽天市場のユーザーであり、三木谷会長の手腕も様々な媒体を通じて存じ上げていたので、このときに楽天株の購入を検討したことがありましたが、上記の状況から「買い」に踏み切れませんでした。

3大キャリアの寡占市場に風穴を開けるために低価格でのサービス展開を打ち出していますが、今後の投資回収を考えたときの価格見直しがあるかもしれませんし、価格以外の大手3社との差別化プランなどについては、これまでも、今回もあまり言及されていませんね。

4.まとめ

1.料金プランは、月額2,980円/月でかけ放題・データ無制限
2.開始キャンペーンで1年目300万人無料!単純計算で1,000億円強のキャンペーン
3.不安要素は、(1)自主回線エリアの少なさ、(2)既存3大キャリアの存在
3大キャリアとの明確な差別化プランは特に提示無し

私自身は、現在、格安スマホ使用者ではありますが、個人的には、楽天市場をはじめ”楽天経済圏“に住む楽天愛用者であるので、楽天モバイルが自主回線エリアを全国万遍なく網羅することができれば、乗り換えも視野に入れていきたいと思っています。

今後の動向に注目です!

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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